| ● | エアコンちゃんと冷えていますか? |
| 850シリーズ全般にわたってエアコンのクーラーガスの漏れを起こす車が時々見られます。これらほとんどのケースでエアコンの室内ユニット内のエバポレーター(熱交換器)からの漏れが見つかります。症状としては冷えが悪くなることはもちろん、エンジンルームから「カチャカチャ」という音が数秒おきに聞こえてくるようになります。改善するためにはエバポレーターの交換が必要です。ディーラーのサービスセンターではこの作業のときにレシーバー(クーラーガスの浄化与圧装置)も同時に交換しますので、作業後は見違えるようにエアコンが冷えるようになります。 |
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| ● | ABS、TRACSランプが点灯! |
| 96年97年モデルの850シリーズに比較的多いのですが、メーター内のABS、TRACSランプが点灯することがあります。自己診断装置の働きによりこのランプが点灯している間は、アンチロックブレーキ及びトラクションコントロールが誤作動防止のため機能を停止しています。原因としてはエンジンルーム内のABSモジュールに装着されているコントロールユニット(コンピューター)の不具合のケースがほとんどです。最初は稀に点灯するだけですが、次第に回数が増えて、最終的には点灯したままの状態になります。修理にはコントロールユニットの交換が必要となります。安易な作業ですがかなり高額なパーツです。万一ABS、TRACSランプが点灯した際はご相談ください。 |
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| ● | トリップメーターをリセットする、その瞬間が危ない? |
| 850シリーズは機械式のトリップメーターが付いています。年数が経っている車やよくトリップメーターをリセットする方の車では、稀にメーターの積算計が動かなくなってしまうという不具合が発生することがあります。スピードメーターは普通に機能しているので、気づかずにお乗りになっている方もいらっしゃいます。この不具合はトリップメーターをゼロにリセットする機構に含まれている歯車が欠損してしまうことが原因です。修理は比較的高額になります。私たちもお客様からお預かりしている850シリーズの車は絶対にトリップリセットボタンを押さないように気をつけています。なぜなら、その瞬間がとっても危ないからです。 |
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| ● | 環境よりもオーナーを大切にして! |
| ボルボ車の内装材には環境への配慮として環境への負担が少ない素材を使っています。しかし、それがために起こるオーナー様にとっては困る現象もあります。850シリーズではダッシュボードの変形(特に助手席エアバッグ部分)というカタチで現れます。これは長期間直射日光の当たる場所に車を保管している人に時々発生します。特に障害は起きませんが見た目が悪くなるのは困ったものです。皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。 |
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| ● | タイヤハウス汚れていませんか? |
| 走行距離の多い車は特に注意が必要なもののひとつにドライブシャフトのゴムブーツ切れがあります。これはメーカーを問わずFF車の宿命ですが、輸入車の場合は万一ドライブシャフトの交換になった場合、高額の整備費用が見込まれますので特に注意が必要です。ドライブシャフトはミッションからの駆動力をタイヤに伝える役目をしています。シャフトのミッション側とタイヤ側にはジョイントがあり、その部分にグリスを封入するためにゴムの蛇腹ブーツが取り付けられています。このブーツが経年変化等により細かなひびが入り、それが進行して亀裂が入ると、中に封入された黒っぽいグリスが外に漏れ出します。相当な速度で回転する部分なので、飛び出したグリスはタイヤハウスまで届いてしまいます。これが第一の症状です。放置するとジョイント内のグリスがなくなってしまい、水分や異物の浸入によりジョイントが傷みます。こうなるとハンドルを切ってアクセルを踏んだときに「カリカリ」というような異音が発生します。ここまで進行すると手遅れで、ドライブシャフト交換が必要になります。 12ヶ月法定点検や車検時には必ずチェックする部位となっています。日常点検では見つけにくい場所ですので、ディーラーで12ヶ月点検・車検をお受けになることをお薦めします。 |